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岡田外科医院のお知らせ

臨時休診のお知らせ

平成26年7月17日から7月19日まで臨時休診とさせていただきます。

ご迷惑おかけいたします。

肥満のお話

 体脂肪の蓄積(=肥満)は単純に、摂取エネルギ-が消費エネルギ-を上まわって、過剰エネルギ-が体脂肪となって蓄積することによります。最も、体脂肪を蓄積するものは高脂肪食の摂取ですが、それを助長する悪い食べ方として高脂肪食と糖分の食べ合わせがあります。砂糖などの糖分はインスリンの分泌を促し、体脂肪の分解を妨げるためです。

 食事するときに糖分入りのソフトドリンクを飲んでいませんか?夕食後に甘いデザ-トを別腹などと称して食べていないでしょうか?デザ-ト自身もバタ-(=脂肪)と砂糖でできているものが多く、まさに脂肪と糖分の組み合わせそのものです。

 ごはんや麺、イモ類など炭水化物も分解されるとでんぷんになり、最終的にブドウ糖にかわります。アメリカのハンバ-ガ-店でのフライドポテトの販売を法律で禁止した州がでたとの報道がありましたが、フライドポテトというのはまさに、炭水化物=ブドウ糖と(たっぷりの)脂肪の組み合わせに他なりません。これほど体脂肪蓄積を促す食べ物はありません。結論として、夕食後のデザ-トではなく、昔からの「3時のおやつ」に、プリンではなくゼリ-に、洋菓子ではなく和菓子に、というのがもっとも健康的です。マクドでフライドポテトは注文しないようにしましょう!夜、TVを見ながらつまむポテトチップスは最悪です。せめて、せんべいかおかきに変えましょう!

子供の骨を強くするには

 校医をしていて、最近、特に子どもの骨折が増えているのではないか、という印象を持っており、調べてみますと30年前と比べて約2倍にもなっていることがわかりました。これはいったいなにが原因なのでしょう?
 筋力や瞬発力などの運動能力の低下も一因ですが、栄養バランスの悪さからくる骨量の低下も見逃せません。カルシウムの摂取量は高学年になるほど不足しており、特に中・高校生の女性では望ましい所要量を大きく下回っています。

 子どもの骨はおとなと違って、急激に成長し、体積が増えるという特徴を持っています。骨密度は子どもの頃から成人にむけて徐々に上昇するものと思われがちですが、急激に骨の体積が増える成長期(身長の伸びる時期)には骨の石灰化、いわゆる骨化が追いつかず、一時的に骨密度が減る時期があります。全ての骨にこの現象が起こるわけではありませんが、上腕の「橈骨」の端の骨密度は11歳くらいに一度下がり、それからまた上がってくるということが最近、判ってきました。この時期と子どもの骨折の増える年齢とが一致しています。出来上がった形の中での骨密度の減少という成人の骨粗鬆症とは根本的に異なりますが、骨密度の減少により一時的ではあっても骨が弱くなる年ごろというのがあるわけです。
 骨の体積や密度が急増する成長期の骨は、成人とは異なる危険因子に影響されます。その危険因子とは
●運動不足
●日照不足(カルシウムの吸収を助ける役割があるビタミンDは紫外線により体内で合成されます)

●ダイエット(低栄養)

 しっかりした骨づくりには「運動」がかかせません。中・高校生時に運動部にいた人とそうでない人では、骨密度に大きな差がありますし、さらに高校卒業後にも運動を続けた人はそうでない人と比べ骨密度で10%も高く、歳をとってからの骨の年齢にして5~10年もの差が生じています。さまざまな運動のなかでも、バスケットボールやバレーボールなど重力を利用して垂直方向に動く運動が骨密度を高めるためにより効果的です。こういった面から、もっとも手軽で簡単な運動は縄とびです。おおげさな道具もいらず、いつでもどこでもできる、骨を強くし、身長をのばすためのすぐれものです。

夏ばては糖分の取り過ぎから始まる

 

これから暑くなるとついついアイスクリ-ムや清涼飲料水を過剰に摂取しがちですが、特に糖分の摂取には注意が必要です。

糖分の取りすぎは、昔から虫歯や肥満の原因としてよく知られています。健康な人の体液、血液は、弱アルカリ性です。糖分はそれが消化吸収、分解される過程で、これらを酸性化する働きがあります。血液中の酸度が増すと、体がだるくなったり、眠くなったりします。つまり、物事に集中して取り組む気力、体力が失われてしまうのです。
 また、体液、血液が酸性に傾き始めると、体の自衛機能が働いて、中和もしくは弱アルカリ性にしようとします。このとき、体内のカルシウムが使われます。カルシウムが不足すると、骨や歯がもろくなるのはもちろん、怒りっぽくなったり、イライラしたりします。
 砂糖の取りすぎによる害は、これだけではありません。糖分が消化吸収されるとき、多量のビタミンB1が使われます。ビタミンB1は、全身の活力や視力を維持する働きがあります。これが欠乏してくると、体がだるくなったり、視力が落ちたりします。これが夏バテの原因の一つと考えられます。
 また、過剰な糖分は、中性脂肪となって血管に付着し、動脈硬化を引き起こす原因になります。このごろでは、子供にも生活習慣病によく似た症状が現れることが多くなっているので、気をつけなければなりません。

 

スポ-ツドリンクの効用

日本では昔から、運動中に水を飲むな、飲むとより疲労が増し横腹が痛くなる、と迷信のように信じられていました。これは単に、容易に水を補給できない戦場で(ラクダのように)体脂肪から水を作るよう身体を鍛えよ、という日本古来の武道の教えを、スポ-ツの指導者がはきちがえたために(武道はスポ-ツにあらず)起こった誤った考え方です。

本来暑い環境でスポ-ツをしたり働いたりする場合もっとも怖いのは熱中症、いわゆる日射病です。これは、身体の水分が失われ、その結果血液が濃縮されて起こる病気ですが、これを予防するのに有効なのがスポ-ツドリンクなのです。

運動時人間の身体は、筋肉へ血液をより多く回すため、胃や腸への血液は少なくなっておりそのため食物は消化されません。(運動中、ものを食べると横腹が痛くなるのはこのためです。)そこで、胃から腸にすぐに移行し、消化なしに吸収できるスポ-ツドリンクが工夫されました。運動しないとき多量に糖を食べるのは身体によくありませんが、これが運動時だとその糖は、エネルギ-となるためどんどん分解されていきます。(1時間で摂取した砂糖の6割が分解されます。)また、そこに含まれる塩分は糖の吸収を促進するほか、水分不足で狂った体内の塩分代謝を元に戻します。そして、運動などで疲労の元となる乳酸が血液中に増加してきますが、それを抑えるためスポ-ツドリンクにはクエン酸ソ-ダが入っています。

このように、スポ-ツドリンクには汗をかいた後、疲労が残らないようにする工夫がいろいろ施されています。暑い中、買い物に行って汗をかいた時、家に帰ってきて水やお茶をガブガブ飲むよりも、1本のスポ-ツドリンクを飲む方が身体には優しいのです。

アルコ-ルと糖尿病

アルコールそのものは栄養学的にエネルギー(カロリー)にはなりますが、体内で糖質に変換されることはないので、 基本的にノンカロリ-と考えられます。(アルコ-ルはエンプティカロリ-だといわれる所以です)ですから、アルコールそのものが糖尿病に 悪影響を及ぼすことは少ないと考えられます。 問題は醸造酒に代表されるアルコールに含有されるアルコール以外の栄養分で、 例えばビールや日本酒、ワインに含まれる糖分で、これが糖尿病に悪影響を与えるわけです。糖分を含まないウイスキ-、ブランデ-などの蒸留酒であれば問題ありません。

酒好きの医者の戯言

アルコ-ルを飲むと太りますか?よく聞かれる質問だが今回はその質問にお答えしよう。

アルコ-ルは1グラムあたり7キロカロリ-のカロリ-価を持つがこれ自体は微々たるもので身に付くカロリ-ではない。だが、アルコ-ルには肥満の原因となる決定的な性質がある。アルコ-ルは体内の脂肪の分解を抑えてしまうのだ。つまり、アルコ-ルを飲むと身体の中で脂肪の分解が進まなくなり、一緒に食べたものがほとんど脂肪として体内に蓄積されてしまうのだ。ようするに、アルコ-ルだけならいくら飲んでも太らないが、一緒に食べるものが問題となってくるのだ。よくいうビ-ル腹というのも別にビ-ルがお腹にたまっているのではなくビ-ルといっしょに食べたものが脂肪としてお腹に付いただけのことだ。

となれば話は簡単。アルコ-ル太りを防ぐにはアルコ-ルと一緒に脂肪の原因となりそうなものを摂らないようにすればよい。てんぷら、唐揚げ、かつ、そして炭水化物を多く含む肉じゃがなどは最悪。ウイスキ-と一緒に出されるチョコレ-トや飲んだ後のラ-メンなどはもってのほかだ。炭水化物は体内でチョコレ-トと同じブドウ糖となり、これを原料に肝臓で脂肪が合成されるが、ここにアルコ-ルが加わると肝臓での脂肪増産体制は加速され血液は一夜にして脂肪まみれドロドロとなる。

アルコ-ルを飲むときはなるべく低カロリ-なもの、たとえば、タンパク質を多く含む豆腐や魚介類、野菜などを中心とし、飲んだ後はなにも食べずに寝る。これがベストだ。量の目安は、日本酒1合、ビ-ル中ビン1本、私の好きなワインならグラス3杯、ウイスキ-ならシングル3杯。この程度なら太らない。(ちなみに日本酒は太りやすいと言われるが、これはウソ。)

タバコは百害あって一利なし。しかしアルコ-ルは飲み方しだいで健康食品なのです。(酒好きの医者がいうのだから間違いない。)

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