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麻酔科(ペインクリニック)

神経ブロック注射

身体・皮膚が痛い(疼痛)

神経ブロックとは神経や神経の 周辺に薬剤を用いて神経の興奮伝導を遮断(ブロック)する方法です。主に神経痛などの恒常的な痛みを訴えている患者に行い、痛みや筋の痙攣を解き、血液循 環をよくして炎症の終息、自律神経の機能改善を行う療法です。傷害を受けた神経の再生には豊富な血流が不可欠ですが、ブロックによる血流増加作用は非常に 強力です。

Q、ブロック注射って痛いですか?

ブロック注射と聞くと神経の周辺に注射を打つので痛いんじゃないか?と思われるのは当然です。まったく無痛というわけではありませんが、患者さまが注射の痛みを感じにくいよう、できるだけ細い針を使用し、必要であれば局所麻酔などを行っています。
 

Q、ブロック注射の副作用は?

一般的に言われている副作用には出血、感染などがありますが、通常、そういった副作用は非常に少ないと言われています。細心の注意を払って治療を行いますが、万が一そうした不測の事態が起こっても経験豊富な専門医が的確な対応 をいたします。

Q、ブロック注射治療を行った後、注意することはありますか?

ブロック治療後の15分から30分は当院のベッド上にて安静にしていただき、副作用等の出現の有無を経過観察させていただきます。ブロックの種類によっては、当日激しい運動や入浴を控えていただくこともあります。

Q、神経ブロック注射を受けた後、お風呂は入れますか?

膝関節や腰部硬膜外神経ブロックのように、体の深部にブロック注射を行った場合には、当日の入浴は控えてください。

アレルギー性鼻炎

人 の鼻は、侵入してきた物質を異物と判断すると、それを無害化しようとする反応がおこります。その結果、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が出てくる病気 をアレルギ-性鼻炎と言います。アレルギー性鼻炎には通年性と季節性があり、通年制ではダニやハウスダストなどで、季節腕の代表的なものに花粉症がありま す。この病気は、患者様の体質にかかわってくるので「治る」という言い方は適当ではないかもしれません。しかし星状神経節ブロックという方法によってある 程度症状を抑えることができるのです。もともと他の疾患でこのブロック治療されていた患者がアレルギ-鼻炎が改善していると申告したことから、その効果が わかったのですが、詳しい基本的メカニズムが不明のため、残念ながらアレルギ-性鼻炎にたいする健康保険の適応はありません。

顔面神経麻痺

末梢性顔面 神経麻痺というのは、ある日突然顔の半分、あるいは一部分が思うように動かせなくなる状態のことをいいます。決して珍しい疾患ではなく、古代の仮面や彫刻 にみられるように、古くから人々を悩ませてきたのです。症状は、顔の半分が意のままに動かないということで、その結果眼を閉じることができない、片方の口 角が下垂する、口から水がこぼれる、などの現象がみられます。眼が閉じないために眼を痛めることは勿論、容貌に関わることなので非常にストレスになること でしょう。治療は早期に開始することが必要です。星状神経節ブロックという方法が有力な治療法であると報告されてから、現在はこの治療が第一選択肢として 主にペインクリニックを専門とする医師の間で普及していますが、いまだにこの治療法についての一般的な認識は低いを言わざるをおえません。星状神経節ブ ロックの効果は、病変部位の循環改善、抗炎症作用による浮腫の軽減などに基づいており、したがって、より早期から開始することが効果的です。

帯状疱疹

帯 状疱疹は子供の頃かかった水痘のウイルスの再活性化により生じます。一度水疱瘡=水痘にかかると、からだの中の様々な神経にこのウイルスは遷延的存在し、 年余を経て生体の細胞性免疫の低下(大病の後、睡眠不足、栄養不足など)を契機に再活性化します。症状は神経に沿った発赤を伴った皮膚病変とともに、その 部位に強い痛みがあります。この治療にブロックが非常に有用ですが、最初の2週間、少なくとも1ヶ月以内に治療を開始しないと、特に高齢者は帯状疱疹後神 経痛に移行してしまうことが多く、いったん移行してしまうとペインクリニックによる専門的な治療をしても完治させることは非常に困難となり、生涯にわたっ て痛みを訴えつづけることになります。発症初期に、適当なブロックが十分な頻度と期間行われれば高齢者であっても効果的に帯状疱疹後神経痛を予防できま す。

椎間板ヘルニア、ぎっくり腰

椎間板ヘルニアには起こる部位によって、頚部、胸部、腰部と3つの種類がありますが、そ れに対する硬膜外ブロックという治療方法は有用です。むろん、重度のヘルニアの治療には手術が必要ですが、当院では経験上、硬膜外ブロックの効き方でその 判断をすることができ、患者様への的確なアドバイスが可能です。また、いわゆるぎっくり腰にも硬膜外ブロックは非常に有用で、足を引きずって這うようにし て来られた患者様が、帰宅されるときには普通に歩けると喜ばれることはよくあることです。

鍼治療

肩こり、腰痛、筋肉痛

肩こり

人 は二足歩行をするために、もともと首や腰に負担がかかりやすい体をしています。首から肩にかけての筋肉が姿勢を保つために緊張し、その緊張したかたい筋肉 の中を通る毛細血管の血流が悪くなり、その部分の細胞が必要とする酸素の供給が途絶え、そこに疲労物質が蓄積します。するとよりいっそう筋肉がかたくな り、毛細血管の循環が悪くなり・・・悪循環に陥ったしまった状態が肩こりです。

筋膜性腰痛

主 に腰痛が起こる原因として、生活習慣・疲労・運動不足が上げられます。腹ばいなどの無理な姿勢での読書やテレビ鑑賞、高さの合わないテーブルやキッチンな どが原因で腰椎や関節、筋肉に負担がかかり腰を支える筋肉の力が低下すると、血液循環も悪くなり、痛みを伴い、筋肉の緊張も強くなり上記の肩こりと同じ状 況におちいります。

筋肉痛

筋肉が収縮しようとしているとき、逆に筋肉を引き伸ばして力をだ す ような動きをすると、筋組織に損傷が起こります。肉離れなどは筋肉と筋肉をつないでいる筋繊維がはがれ、その中を通る毛細血管が損傷し、その部分での血流 循環が悪くなり、酸素の供給が途絶え、そこに疲労物質が蓄積し、上記の肩こりと似たような状況となります。当院ではこのような症状に対して、痛みを和ら げ、損傷部位の血流の再開をうながすためにペインクリニックと一般の鍼治療とを掛け合わせたユニ-クな当院独自の治療を行っています。

スポーツ障害

ス ポーツ障害は医学的には「使いすぎ症候群(オーバーユース)」と言われ、身体を酷使することで発生する疾患であると言えます。長期的に同じスポーツを続け ることなどにより、体の一定の部位に負担がかかって起こる障害。スポーツにおける体の使い過ぎを原因とするもので成人だけでなく、成長期の子供にもよく起 こる障害です。

シンスプリント

原因は使いすぎ――運動のストレス――からきます。足を下ろすたびに、後脛骨筋が緊張して足のアーチを支えますが、2キロ走るのに、毎分50~70回も各足のこの筋肉にストレスをかけているのです。
特に偏平足(極端な回内)の人の場合、後脛骨筋腱が、よく発達した足のアーチの人の場合よりも激しく働かなければなりません。偏平足である事は、走ったり 運動するたびに後脛骨筋腱を絶えず引っ張ってしまうことになるのです。 シンスプリントによる痛みは、初期の段階では運動を中止してから2~3時間後に始 まります。この痛みは、筋線維の断裂から生じる鈍い痛みで、症状が進むと運動を再開するとすぐに痛みが始まるようになります

靭 帯、半月板損傷といった外傷のほかに、バスケットボールやバレーボール、バトミントンなどの一定の高さを頻繁に越えて攻撃する必要がある球技やハードル走 などのジャンプ動作を行う「ジャンパー膝」、サッカーやバスケットボールなどのスポーツに取り組む中学・高校生に多く見られる「オスグッド病」といった使 いすぎによる障害も数多く発生しています。こうした障害は障害部位を長期間休めることによって改善することが多いのですが、たいていのスポ-ツ選手におい ては、そういった長期間にわたる競技からの離脱は選手生命に関わる大問題となります。


当院ではスポ-ツ選手に対して、競技を続けながらのペインクリニックによる痛みの治療、適切なテ-ピングの方法、血液検査デ-タによるスポ-ツ貧血の治療や予防のためのアドバイスなどト-タルケアでサポ-トしております。